街づくり構想室、はじめます。
街を歩いているときに、ふと思うことがあるんです。
たとえば、道路。信号。公園のベンチ。
「これって、誰のためにあるんだろう?」
「この街って、一体“誰のもの”なんだろう?」
僕はいま20歳です。
ありがたいことに、日本という国に生まれて、ちゃんとごはんも食べられて、大学にも通えている。
いわゆる“恵まれた”部類に入るのかもしれません。
でも——
そんな僕ですら、**この社会はなんだか“生きづらい”**と感じてしまう瞬間があります。
まるで、サイズの合ってない靴を履かされているような感覚。
歩けないわけじゃないけど、ずっとどこかが痛い。
みんな「そんなもんだよ」と言うけれど、本当にそれでいいのかなって思うんです。
なあなあで済ませてきた“設計”
僕が違和感を感じるのは、「制度」や「街のつくり」そのもの。
言い換えれば、**“社会という街の設計図”**です。
たとえば、上の立場の人が「もっと努力しなよ」と言ってくる場面ってよくありますよね。
でも、その人が“上”にいるのって、自分より下の誰かがいるからじゃないですか。
それなのに、下の人を見下したり、突き放したりする風潮がある。
まるで「階段の上に立ってる人が、下の段を壊してる」みたいなものです。
僕は思うんです。
もっと挑戦しやすい世の中にできたら、階段の下にいる人だって、安心して上を目指せるはず。
そのためには、落ちても戻ってこられる「セーフティネット」が必要だと。
税金って、“この国で暮らす家賃”みたいなものだと思っています。
だからこそ、家賃がどこに使われているのかは、ちゃんと見えるようにしてほしい。
「管理費の使い道が不明なマンション」に住みたくないのと、同じ感覚です。
この構想室について
このブログ「街づくり構想室」は、
そういう問いや構想を自由に、仮でもいいから書き残していく場です。
ときにはまとまらないこともあるし、
ときには誰かの反論や意見で方向が変わることもあるかもしれない。
でもそれも含めて、実験だと思っています。
「こうだったらいいのにな」と思ったことを、現実と擦り合わせながら、
いつか本当に街にしてみたい。
さいごに
まだ構想はまとまっていません。
でも、ここに書くことで少しずつ輪郭が見えてくる気がしています。
このブログが、“街をつくる前の街”になればと思っています。
思いつきでもいい、違和感でもいい。
ぜひ、あなたの中の「問い」も聞かせてください。

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